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経営ブログ

2026.03.23

三月

取締役 小林 寛展

早いもので三月も下旬を迎えました。
世の中では、卒業、進学、入社、転勤など、人生の節目を迎える方も多くいらっしゃいます。

一方、企業においては来年度の事業計画を立てる時期でもあります。
基本的には、「人材」「資材」「収益」などをテーマに、事業計画を策定していくことが多いかと思います。
そのため、事業内容に大きな変化がない場合には、これまでの計画と似通った形になることも多かったのではないでしょうか。

我が部の来年度のテーマは何か。
優先して解決すべき課題は何か。
なぜこれに着手すべきなのか。
言葉数が多くなくとも、意図や意思を感じさせる内容は、聞き手の印象に残るように思います。

四月以降は、苦労してまとめた事業計画を見つめ直し、必要に応じて見直しを行いながら、事業を推進していければと思います。

2026.03.09

時代はどんどん変わっていきますね・・

相談役 長澤 康夫

先週の土曜日(7日)は誠に個人的なことで恐縮ですが私の79歳の誕生日でした。

 戦後すぐの時代、家族でラジオを聴きながらにぎやかに一家団欒で食事をしました。そのうちテレビがはじまり近くのお金持ちの家でプロレスをみるのが楽しみとなりました。
それからなんかよくわからないコンピュータ時代が到来し、気がついたら自分もその業界で働くビジネスマンになっていました。そして毎日数億円のコンピュータ販売合戦をしていた時代、突然超安価なパソコンなるものが世の中に出現しさらにインターネットの出現により世界は個人へスマホを与えてSNSなる世界を作り上げました。今日の問題認識はさてこれからどこまで世の中は変貌していくのでしょうか、ということです。

 最近の選挙などでもネットでの誹謗中傷、デマやアジテーション、言っちゃったほうが勝ち、みたいないわばワル共と、良識とか尊厳とかいう気の弱い常識人がどう戦っていくのか、さらなるIT社会での混乱が待ち受けてるような気がします。
まあそんな時代をこれから我々は生きていくわけですから、わが社の仕事はこれからも潤沢にあると思われますが、それはあくまでも時代の速度に合っていく努力が必要です。

 さらに11日は地震の日です。私のふるさと釜石は復興の記念にラグビーの競技場を作りワールドカップの試合をしました。でも今はその競技場の維持費、年間数千万の費用調達に苦戦しています。私がいた釜石は人口9万人、でも今はわずか3万人です。

 過激に進む技術革新の流れと、すぐには対策の取れない人口の縮小と、まだまだお互いに年齢差を超えてがんばっていかなければならないことは果てしないですね・・・・

2026.03.02

ゆるい新たな挑戦

代表取締役会長 澤田 知宏

 今年度最後のブログになります。
 今年の冬は札幌も大雪に見舞われ、交通障害も多く発生しました。
それでも、もうすぐ春が訪れます・・・明日は「桃の節句」、そして桜の開花が待ち遠しいです。
我が家では植物たちも春を感じ始めたのか、花芽をつけています。
いち早く花芽を付けた蘭の花は既に開花しました。

 さて、毎回とりとめのない文章で失礼しました。
知識もボキャブラリーも乏しい事から、ごく当たり前の日常を普段の言葉でお伝えする事しか出来ませんが、どうぞ今後も温かい目で見ていただけますと幸いです。

 最近、年齢の事が少し気になる様になりました。
勿論、昨今、70歳を過ぎても80歳を過ぎてもお元気でご活躍されている方を多く見かけますし、お目にかかってもいます。
若いのに何を言っているんだと言われるかも知れませんが。
それでも、3年後には70歳(古希)を迎える事を想像すると、ちょっとだけですがなにか焦りみたいな感情が沸き上がって来る事があります。
 そこで世間で良く言われる「終活」なるものを少しだけ意識し始めました。
と言っても 決してマイナーなイメージではありません。
逆に「終活」に向けて自分がやりたいと思う事は出来る限り挑戦してみる、そんな感情が沸き上がって来ています。
少しづつですが色々と挑戦し始めました。
実際、そんなにすごい事はやっていませんが、今までは何かにつけ敬遠して来た事でも挑戦する様にしています。
 「さて、これから何をやって見ようかな・・・?」
考えているだけでも楽しみです。
前回も書きましたが、最低限だらける事なく、普段の生活は規則正しく過ごす事、これが重要です。(現状維持)
その中でプラスアルファの事を少しづつ増やしていこうと思っています。
是非、皆さんも色々な事に挑戦して、情報(武勇伝)を教えて下さい。

2026.02.25

『結果を急がない』という投資

専務取締役 加藤 哲也

2/22に閉幕したミラノ・コルティナ五輪ですが、個人的には男子アイスホッケーでNHL選手が12年ぶりに参加するということで楽しみにしていました。
世界最高峰のリーグでプレーする選手が母国の代表として戦うわけですから熱い戦いになるはずと思っていたら、予想通りハイレベルの戦いが繰り広げられ、カナダとアメリカの決勝ではオーバータイムでアメリカが勝利し、1980年当時スター軍団が揃うソ連に対し大学生中心のアメリカが勝利しミラクル・オン・アイス(氷上の奇跡)と言われたレークプラシッド大会以来46年ぶりの優勝を飾りました。
しかし、私個人の興味はともかく、今回のブログでは日本フィギュア史上初のペア金メダルを獲得し快挙を成し遂げた「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一ペアを15年以上支え続けた木下グループの「結果を急がない」という育成方針をテーマにしたいと思います。

私はフィギュアスケート特にペアに関して詳しいわけではありませんが、想像するに、ペア競技の技術習得には、個人のスキル以上にパートナーとのシンクロという目に見えない、言語化しづらい積み重ねが必要ではないかと考えます。
これはITエンジニアの成長にも似ていて、特定の言語を覚えるだけなら数ヶ月で可能かもしれません。しかし、複雑なシステム構造を理解し、チームで協力して開発を進め、トラブル時に阿吽の呼吸でカバーし合える真のエンジニアへと成長するには、数年単位の経験と、数多くの「失敗」という糧が必要です。木下グループが「りくりゅう」の成長を15年支援したように、プロフェッショナルを育てるには、近道など存在しないのです。

木下グループの支援は、単なる資金提供ではなかったようで、選手が「失敗しても次がある」と信じられる環境を、10年以上の長きにわたって提供し続けました。
IT組織においても、若手エンジニアが新しい技術やプロジェクトに挑戦する際、「失敗したら評価が下がる」「納期に遅れたら詰められる」という恐怖があれば、挑戦の歩みは止まります。
「結果を急がない」というメッセージは、エンジニア個人やチームにとって最強の心理的安全環境をもたらします。
その安心感があるからこそ、エンジニアは限界ギリギリの高度な技術(りくりゅうで言えば難易度の高いリフトやスロージャンプ)に失敗を恐れずに挑むことができるのです。

今回の五輪、ショートプログラムのミスをフリーで大逆転した二人の姿は、長年培った信頼の勝利だと思います。
効率やコストパフォーマンスやタイムパフォーマンスばかりを重視する組織では、エンジニアは「交換可能なパーツ」になりがちです。
しかし、木下グループのように「個」と向き合い、時間をかけて関係を築く組織では、エンジニアは「代替不可能な財産」へと進化します。
「この会社で、このチームで、成長したい」。そう思える絆こそが、「りくりゅう」が手にした金メダルにも劣らず最終的にどんな技術よりも強力な、組織の競争力を生むのではないでしょうか。
一方でエンジニアも「りくりゅう」同様に、与えられるのを待つだけでなく支援に応えるべく最大限の努力をすることが重要で、そうすることで企業とエンジニアの互いの信頼関係が醸成されると考えます。

「りくりゅう」の金メダルは、一朝一夕で成し遂げられたものではありません。
それは、可能性を信じて待ち続けた「組織の覚悟」が、個人の才能を最大化した結果です。
私たちも、共に働く仲間の成長に対して結果を急ぎすぎていないかを、今一度問い直してみたいと思います。
信じて、見守り、環境を整え続ける。それこそが、エンジニアという企業の財産を輝かせる唯一の方法なのかもしれません。

2026.02.16

AIと哲学

代表取締役社長 成田 輝満

AIによるコード生成は劇的な効率化をもたらします。同時に技術者倫理の根幹にも影響します。

従来、納期が逼迫した際、技術者は「進捗の遅れを報告し、品質のために時間と人員を調整する」という誠実な判断を下せました。しかし今、AIを使えば「動くようなコード」が瞬時に手に入ります。ここで、「中身を完全に理解せぬまま、場当たり的にコードを組み込む」という誘惑が顕著化していきます。

これは単なる手抜きではなく、将来的な負債やセキュリティリスクをブラックボックス化する行為です。哲学的に言えば、AI時代の技術者は「道具の使い手」から「AIを使いこなしつつ、最終的な品質を保証する技術者」へと変質していくのかもしれません。

「AIが書いたから」は品質を保証するものではありません。納期という圧力の中で、生成されたコードの妥当性を検証し、説明責任を果たす。この「踏みとどまる勇気」こそが、AI時代の技術者に問われる重要ば倫理観なのだと思う。

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澤田 知宏代表取締役会長澤田 知宏
成田 輝満代表取締役社長成田 輝満
加藤 哲也専務取締役加藤 哲也
小林 寛展取締役小林 寛展
古川 正志監査役古川 正志
長澤 康夫相談役長澤 康夫

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