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2020.04.01

「いつかはナニナニ」

代表取締役社長 長澤 康夫

新年度が始まりました。コロナ騒ぎで何か落ち着かない年度開始ですが、一昨年のブラックアウトも驚きましたが、今回のウイルスは疫学の深さとか恐ろしさとか、普段インフルエンザなんかを軽く考えてるせいなのか、日増しに犠牲が大きくなることにはもう恐怖心しかないというのが率直なところです
今は早く解決に向かうべくひたすらお祈りするしかありません

 さて先日、昭和を振り返る番組を見てましたら、吉永小百合の有名コマーシャル「いつかはクラウン」が出てきました。毎年、どんな新車が発表されて自分の車は次は何にしようか、歳とって落ち着いたらクラウンなんかいいなあ、なんて働いていた日本中の若者に訴えた名セリフだったのではないでしょうか。

 でも今や車はシェアーするとか、無人運転になるとか、あの吉永小百合の雰囲気とダブって言わせた「いつかはクラウン」などという小市民的な希望は消えてしまいました。電車に乗ればスマホを8割の人が見て、ネットの中では名前がバレないとなったら他人への誹謗、中傷お構いなし、現代の「いつかはクラウン」は何なのでしょう。

 今年もまた4名のニューカマーがわが社に入ってくれました。彼らはIT業界のエンジニアになることを夢見ています。そんな彼らに私はいつも助言します。車の世界でいえば運転がうまい優れた名ドライバーは必ずしも名車を作り出せるわけではありません。ITもユーザー側とメイクする側では天と地があります。
ITエンジニアはまず優れたユーザーではありますが、さらにネバーギブアップの開発エンジニアでなければなりません。このあたりが新人として教育期間を乗り切れるポイントのような気がします

 さてそういう彼らの「いつかはナニナニ」は何なんでしょうか?毎年だまってても昇給していったあの幸福な昭和の若者と生き様が違うのは当然ですが、私が広告会社の社員なら「いつかは火星で別荘暮らし、ウイルスの無い快適な日々を」なんていうのはどうでしょうか、女優を誰にするかが不明ですが・・・コロナで自宅生活が多いですから皆さんも「いつかは・・・」お考えになったらいかがですか?
 

2020.03.19

COVID-19 -その2-

                                                                                                  監査役  古川正志

COVID-19は今や世界に拡大する戦後最大の感染症になろうとしています.中国,ヨーロッパ,米国を始め多くに国が国境を閉鎖し始めました.

 ところで前回のブログでマクロの観点から微分方程式による感染のモデルを紹介しました.感染モデルを説明するもう一つの工学的な武器として,複雑ネットワークがあります.

 この学問分野は1980年ごろから始まったもので,きっかけは東南アジアの蛍が同期して(皆同じ周期時間で)点滅するのはなぜかという疑問から始まりました.

 コーネル大学のワッツとストロガッツは,ミクロの視点から蛍の繋がりを考察し,スモールワールドモデルを発表しました.スモールワールドモデルはクラスタリング係数と平均パス長と名付けた二つの指標の値がある値を取るときに蛍の同期が起こる発見しました.クラスタリング係数は,現在のCOVID-19では集団の蛍にどれ位の濃厚性があるかを示す数字で平均パス長は二匹の蛍の間に何匹の蛍が介在しているかです.蛍を感染者に例えると感染モデルとみなすことができます.このモデルでは二つのクラスター間を繋ぐ社交好きの蛍が必要となります.従って,この蛍を止めれば蛍全体の同期は止まります.スモールワールドモデルを人間社会に当てはめると世界は6人で繋がっているというショッキングな結果が実験で確かめられています.

 一方,WEBの繋がり方を調べたノートルダム大学のバラバシは,1サイトのWEBのリンク数(参照数または参照される数)が,べき乗分布(サイトの多い順番数のx乗)になっていることを発見しました.べき乗分布は分かりやすく言えば反比例曲線のような形をしています(恐竜の尻尾のような形).リンク数の多いものからサイトを並べるとこのような曲線になります.べき乗分布の曲線はどの部分でも切り取ってある倍数をかけると元の曲線に戻りますので,スケールフリーとも言われます.これは極端にリンク数が大きいものが2割ほど存在し,他の8割のサイトのリンク数は高々一桁くらいとなります.リンク数の多いWEBサイトはハブと名付けられています.このようなネットワークの構造は,航空機の路線,電力線網,交通網などあらゆるところで発見できます.感染症で考えるとハブを作っている中心を潰してしまえば,感染が起こらないことになり,予防処置としては飛行場の閉鎖などが重要になります.

 今回のCOVID-19はどちらのモデルでも当てはまらないように思えます.実際は世界的に巨大に繋がったネットワークだったのでしょうから,どちらのモデルも部分的には当てはまりますが,国別あるいは地域的に見ると,森林に雷が落ちあちこちから火災が発生したような広がり方をしているからです.火災の延焼モデルに対してはパーコレーションモデル(浸透モデル)と呼ばれるモデルがあり,コーヒをこぼした時にコーヒがジワーと広がるシミュレーションモデルです.雷が落ちた場所が感染症のクラスターに相当するとも,そこから移動した人がスモールワールドを形成していったとも考えられます.

 ネットワークの理論によるミクロな観点から感染モデルを考えてみましたが,今回の感染に対してこうした理論を組み合わせた新しいネットワークモデルが今後発表されるかもしれません.

2020.03.10

『サ道!!』

取締役 高橋 俊一

昨日からの雨で、ずいぶんと雪解けが進んだような気がします。
大通界隈の道路は、アスファルトがでてますし、歩道の雪もほとんどなくなってしまいました。
このまま春をと思い始める時期ですが、そんな簡単にはいきませんよね。
 
皆さん「サ道」というのをご存知でしょうか?
または、「サウナー」や「ととのう」という言葉を耳にした事はありませんか?
私も昨年末に偶然、TVで「ドラマ サ道」なるものを観て、始めて知ったのですが・・・・
密かにサウナブームなるものがまきおこっているようです。
原田泰造さんがサウナ愛好家として登場し、その仲間とサウナ愛を語り、全国の有名な施設を訪れる
というドラマなのですが、たまたま舞台が旭川、上富良野というのもあり、ついつい見入ってしまいました。
どうもサウナーの間では、この辺りは、北の聖地と呼ばれているらしいです。
そもそもブームの発端は、マンガだったようですが、それがドラマ化され空前のサウナブーム(?)に発展したようです。
私も愛好家とまではいきませんが、サウナがあれば利用しますので、共感する部分も多く、
何ともほのぼのとした雰囲気と相まって、癒されるというか、まあ面白いのです。
「ととのう」というのも、サウナ~水風呂~休憩(外気にあたっての)が、いわゆるワンセツトで、
これを繰り返す事によって気持ち良くなるというか、多幸感をえるという状態を表現しているようです。
そう言われると、確かに気持ち良いし、心身ともリセツトされるような気がしますから、何となく共感してしまいます。
おそらく本場は、北欧なのでしょうから、世界中に愛好家がいるのでしようし、当然身近にも多いはずです。
マンガというか、何とも目の付けどころが面白いですね。
 
最近は、新型コロナウィルスの話題一色で、先行きが見通せない不安感や、閉塞感のようなものが漂っていますので、
何か明るい話題でBlogを書きたいと思っていたら、ふと「サ道」の事を思い出した次第です。
この週末あたり、近所のサウナに行ってみようかなぁ・・・・でも、コロナは、大丈夫なのかな?
一日でも早く収束することを願っています。

2020.03.02

去年見た映画とドラマ

取締役 久末 博昭

今回は,前回に引き続き去年見た映画とドラマを整理してみます。私の映画日記の記録を集計してみると以下のようになりました。

海外TVドラマ ・・・・・ 59本

日本TVドラマ ・・・・・ 31本

海外映画 ・・・・・    18本

日本映画 ・・・・・    15本

合計           123本 

これらはレンタルDVDか,アマゾンプレミアムかのどちらかで,去年は残念ながら映画館で見た映画は一本もありませんでした。去年に比べると,随分と減っている気がします。シリーズもので,ずっと見続けたいドラマが少なかったのが原因でしょう。毎週平均すると2~3本のペースですから,それほどの本数ではありません。もともと,19:30~21:30の時間帯のTV番組があまりにつまらなく,代わりにドラマや映画をみているだけなので,おもしろそうなテレビがあるとそっちを優先してしまいます。 

参考までに海外TVドラマを整理すると以下のようになっています。

1) 警察もの・・・・クリミナルマインド,NCIS,911

2) 法廷もの・・・・グッドワイフ,ブル

3) 医者もの・・・・グレースアナトミー,グッドドクダー

4) 政治・戦争もの・・ザサバイバー,ラストシップ

印象に残っているのが発達障害の医師の成長を描くグッドドクターです。シリーズ2まで見ていますが,膨大な医学知識と技術がありながら患者とのコミュニケーションがうまく出ない若い医者が,周囲のサポートを得て名医へ成長していく物語です。 

去年は日本のTVドラマもよく見ました。ジャンル別に整理すると以下のようになります。

1)警察もの・・・・緊急取調室,ミスシャーロック,コールドケース

2)恋愛もの・・・・カルテット

3)その他・・・・デザイナー渋井直人の休日,居酒屋ぼったくり

癒し系でのんびり見るなら「居酒屋ぼったくり」がおすすめです。 

映画は日本映画は去年よりはよく見たほうですが,印象の残っている映画はありません。いちおう話題になっている映画をみているつもりですが,なかなかピンときませんでした。外国映画で,私が評価Aにしたのは,以下の4作品です。

グレートバトル・・・・韓国版キングダム映画でともかくCGを駆使してすごい古代戦場を再現しています。

グリーンブック・・・・アカデミー賞受賞作品

キラーハンター・・・・よくできた潜水艦の戦争映画

ボヘミアンラプソデイ・・世間の評判が高い音楽映画 

どうも私の趣味趣向が偏っていて,評論家が話題にするような名作はあまり見たことがありません。つまらないと,平気で途中で寝てしまったり,中止してしまったりするので,途中で飽きることなくハラハラドキドキで,最後まで見終わることが出来るというのが今期待している映画です。

 

2020.02.20

プレミアムフライデー

代表取締役社長 長澤 康夫

経産省が推進している「プレミアムフライデー」とやらは、毎月の月末の金曜日は
15時に仕事をやめて遊んだり、家庭サービスしたりしましょう、という運動なんだそうですが
果たして結果は全然メジャーなものにはなりませんでしたね。最近は働き方改革とかで
他にもいろんな政策が出てきますが私の個人の見解ですがヒット策は無いような気がします。

 その原因はいろいろあると思いますが、私が若い社員と付き合ってみてもっとも理解出来ない
事の一つはゲーム社会にあります。もともと私はパチンコやら競馬やらいわゆる賭事などを
やらない人間ですのでますますなんですが、休みに何やってたの?、なんて質問すると「ゲーム」
という返事には驚きます。でも考えたら我々だって麻雀を徹夜でやってたわけなんで似たような
もんなんでしょうが、でもまたまた馬鹿な事をしてしまった4人の若者がリアルに存在してました
から、一人でネット上の誰かと対戦しているバーチャルな現代風とは大違いでしょう。


 会社を15時に終わって職場の皆と居酒屋でもどうですか、なんていうプレミアムフライデーの
発想は多分古い人の発想なんでしょう。自分がかかわりたいときだけ参加して、自由でいたい
時はあくまでフリーでいたい、というのが肝のような気がします。

 インターネットが世に出てきた時、なんか良くわかんないけどビジネスを変えるものなんだろうな、
とは思いましたが、個人の価値観までこんなに影響するものとは思っていませんでした。

まずは名前を名乗ってから意見を言うように教育された我々は、名前を名乗らずに何でも言える
世の中、名乗らないことのそう快感、自分がどんな人間にでも変化出来るスリル・・・そんな危険
に満ちた、危うい社会を楽しむだけのスキルを果たして我々は身につけることが出来るでしょうか?

 先日、地下鉄の隣の席でお母さんに抱っこされた赤ちゃんが一生懸命スマホを操作してました。
ああ、この子たちの時代は我々の発想を超えたすごい時代が来るんだろうなあ、と思わず爺の
顔になってました。

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