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経営ブログ

2024.02.26

明日という日

取締役 加藤 哲也

つい先日正月だったと思ったらもう2月も終わりが近づいて、つくづく時の移ろいは早いものだなと感じてしまいます。
日常に追われていると明日という日は当たり前に今日となって訪れますが、最近読んだ小説にこんな一節がありました。

今日が、少しずつ、昨日に近づいてゆく。
生きて来たすべての時間を、こうして昨日に変えてきた。
そうやって今日を昨日にしなければ、明日という日もやって来ない。

日常に追われていると、出来れば今が早く過ぎ去ってほしい、今日が早く終わってほしい、特に嫌な事や面倒な事が続いていたり、心身が疲弊しているとそんなことを思ってしまうものです。
ともすれば明日に期待するあまり、無為に今日を過ごし、気づいたら今日が昨日に、明日が今日に変わっていて、そうしているうちに時が過ぎ去っています。

この一節を読んで感じたのは、人間誰しも平等に時間があり、平等に時間が過ぎていき、無為な一日も有意義な一日も同じ一日という時間軸ですけれども、その意味合いは人それぞれで、どうなるかわからない明日に過度に期待するよりも、自分が生きる今、今日という日を懸命に生きていなければ期待する明日もやって来ないのだなということです。

当たり前の明日を迎えるために、今日という日をしっかり考えて過ごしていきたいと思います。

2024.02.19

少しずつの変化

取締役 成田 輝満

 仕事でも遊びでも初めて取り組む事は場合「素人」として扱われます。
多少は過去の経験で上手くいく事もありますが、多くの場合は最初から上手くいない事や、出来ない事が多いのは当たり前と思っています。
 なので、出来ない事を学び、調べながら少しずつ出来るように取組み続ける事が大事です。そして、その記録を取るようにする。
数年後に過去を振り返ると出来るようになった事の気づきがあるはずです。 

 実は事務所の改善も同じような観点で実施しています。
ここ2年間で、傘立てや張り紙などの細かな箇所から、会議室の新設や通信機器の変更などの解り易いものなど、大小様々な見直しを約80箇所程度の変更を少しずつ実施しています。
(おそらく社員も変更箇所に気づいていない点もあると思う)

 この少しずつの変化の良い点は、労力とコストが最小限度で推移出来る事と、継続する事の結果として大きな変化を生み出せる事です。

2024.02.15

節分 ~風習~

代表取締役社長 澤田 知宏

 10回目の執筆となりました。

 皆さん、節分には「豆まき」をされましたでしょうか?
「鬼は外、福は内」と家の中でまきますが、我が家では(実家にいた頃から)豆まきの時に落花生をまいております、更に落花生と一緒に色々な種類のお菓子をまいていました。
明かりを少し落として闇鍋の如くまいた豆とお菓子を家族で拾い集めると言うイベントを開催していました。中には「おひねり」の様に5円から100円程度のお金がティッシュにくるまれて飛んで来ました。
想像すると少々、不思議な光景かもしれませんが、私が子供の頃から実家で行われておりましたので、地域の風習なのか、澤田家の風習なのかは確認した事はありませんが、そのまま受け継いで我が家でも実施していました。
今では子供たちは外で暮らす様になりましたので、節分には落花生のみまいております。
この様に、当たり前だと思っていた地域の風習って、とても面白いですよね。
 また、今住んでいるところに来てから初めて知りましたが、七夕かお盆の頃に近所の子供たちが「ロウソク出ーせ出ーせよ」と歌いながら近所の家を回って来るのです、最初は本当にロウソクを渡すのかと思いましたが違っていました。お菓子をもらう為に回っているとの事でしたが、これも不思議な風習です。当時の子供たちは皆、大人になったので最近は来なくなりましたが、最初は本当に驚きました。
皆さんの地域では何か代々受け継がれて来た風習等はございましたでしょうか?
これからも色々な事が時代と共に変わって行くのでしょうね。

2024.02.05

オリオン座

監査役 古川 正志

 札幌の空ではほとんど見えないのですが,冬の南の空に一段と輝く鼓を少し左に傾けたような星座に出会います.この星座がオリオン座です.このオリオン座は私の人生を励ましたといってもいい星座です.
 1976年9月,アメリカの国内が建国200年でわいている頃でした.私はニューヨーク州の小さな町イサカ(Ithaca)にあるコーネル大学で働き始めました.仕事は北海道大学で開発された世界初の3次元CADシステムTIPS-1をコーネル大学機械航空工学科で進められている射出整形金型(Injection Molding Project)プロジェクトに,CADデータベースを移植することです.射出整形とは熱で溶融したプラステックスを注射器のような構造をしたタンクから金型に押し出し,金型内部に彫り込まれた形状のプラステックス製品をつくる製造法をいいます.時代はまさにプラステックス製品が爆発的に増えようとしていた頃でした.
 この射出整形によるプラステックスの製造は,プラステックスの溶融温度,押し出す圧力,金型へのプラステックスの入り口(インレット)の位置,個数,冷却方法,金型内でのプラステックスの流動解析,等とこの頃は工学(科学)的には未解決なことが多数ありました.例えば,これらをうまく設計できないと金型の隅にプラステックスが届かないとか複数の入り口があるとそれらの入り口から注入されたプラステックスが金型内で出会うところ境界線ができ製品がそこで脆弱になることが知られていました.この金型の設計をコンピュータと理論面から行おうというのがこのプロジェクトの目的でした.
 私が持ち込んだCADシステムは,当時,北海道大学大型計算センターに導入されていたFACOM230/60でしたが,コーネル大学でインストールしようとしたコンピュータはIBM360/168でした.システムを作成した言語はFORTRANでしたが,仕事の内容はCADシステム用に作成したTIPA-1と名付けた言語をFORTARANで翻訳(コンパイル)し金型形状のデータベースにすることが最初のミッションでした.この言語の翻訳はほとんどが文字処理でビット単位,バイト単位のプログラムがなされていました.単に科学計算にFORTRANを用いるのであれば表面上コンピュータが異なっても差異はほとんどないので簡単な仕事なのですが,文字データをビット単位,バイト単位で処理するとなると当時はコンピュータ毎に大きな違いがあり,それを習得するのが非常に大変でした.例えば,今では何のことはないのですが,文字型(Character)で書かれた123を整数(Integer)123に変換するのをFORTARANで行うのはそう簡単にはいかないのです.
 仕事は中々進まずあっという間に感謝祭がきて冬になってしまいました.コンピュータの使用料金は昼間の料金が夜間の料金の6倍ほどしました.コンピュータを安く使用するために,仕事のサイクルは朝9時に大学に出かけ,日中はデバックをし,一度夕食を取りに家に17時に帰り19時半に大学に戻りほぼ12時までプログラムをコンピュータにかけるサイクルに変わっていました.今考えるとこの時期が一番苦しい時だったのですが,夕食後に車で大学へ向かう南の空にこうこうと輝いていたのがオリオン座でした.仕事を終え12時くらいに大学の駐車場で車に乗る時にもいつも南の空に輝いていたのがオリオン座です.イサカの町の緯度は旭川のそれとほとんど同じでしたのでそれは旭川で眺めたオリオン座と同じものでした.とりわけオリオン座の鼓のような形の中央に位置する右上に20度くらい傾いた三星は,冬空で美しく私を励ましているように感じたものです.この仕事がうまくいかないと日本には帰れないというような悲壮な気持ちをこの三星はじっと見つめていてくれたような気がします.
 幸い新年になる前にはこのコンパイルの仕事はほとんど終わり,その後はFORTARAN 言語によるアプリケーションでしたので順調に仕事も進み,無事に日本に帰ることができました.
 オリオン座は冬の空で一番輝いているので,世界中の国でオリオン座にまつわる話があるようです.そうした話ではないですが,沖縄のビールのCMが「三ツ星マークのオリオンビール」と歌っているのになんとなく嬉しくなりました.ちなみに札幌ビールは一つ星ですが.

2024.01.29

八百万の神

取締役 加藤 哲也

先日、グループ企業で新年の北海道神宮参拝に行き、「商売繁昌」と「社員の健康」を祈願して参りました。
北海道神宮では、現在以下の四柱(よはしら)の神様をお祀りしているとのことです。

大国魂神 (おおくにたまのかみ) 北海道の国土の神様
大那牟遅神(おおなむちのかみ)  国土経営・開拓の神様
少彦名神 (すくなひこなのかみ) 国土経営・医薬・酒造の神様
明治天皇 (めいじてんのう)   近代日本の礎を築かれた天皇

一柱ではなく複数柱の神様をお祀りしていることをあらためて認識した際に、ふと前回のブログで八百万の神について少しお話したことを思い出しましたので、今回は八百万の神をテーマにブログを書いてみることにしました。

八百万とは実際の数をあらわすものではなく「たくさんの」という意味で使われるようです。
日本では古より森羅万象あらゆる自然物、自然現象すべてのものに神様が宿っているとされていましたし、加えて「古事記」や「日本書紀」に出てくる神様や人間も神様として祀られていたりするので無限に近いたくさんの神様がいるということで八百万の神と言われていたようです。
それ故に日本古来からの宗教の神道では、神様が多すぎてこうあるべきとかこう考えなさいと定義するのが難しかったからなのか経典がないと聞きます。

私は無宗教・無神論者ですが、神社に参拝すれば神聖な気持ちになりますし、何かあれば神頼みをしたくなることもあります。
今年が前厄になりますので、お祓いをしてもらおうかとも考えています。
そういう意味では、日本人として身近に神様がいるという神道の考え方が心やDNAに刻み込まれているのかもしれません。

自分ではどうにもならないことに関してはくよくよ考えても仕方ないので、八百万の神にお願いして良い方向に進みますようになんて都合の良いお願いをしたりするわけです。
一方で、自身の行動については神頼みではなく、自身の判断と責任で行動したいと考えています。
特に仕事に関しては、神頼みではなく自身の努力で形になることが多いので、お客様や社員に喜ばれるような仕事を今年一年間続けていきたいと思います。

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