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経営ブログ

2024.04.15

気の持ちよう

取締役 加藤 哲也

4月になり新入社員を迎えた一方で、来年度の新卒採用が始まっています。
学生の皆さんは就職活動に忙しい方もいらっしゃることと思います。

私が学生の時を思い返すと物事が上手くいく前提で考えていたような気がします。
言い方を変えるとポジティブ過ぎるくらいに前向きに考えていました。
学生の時はまだそれでも良かったのですが、社会に出ると上手くいかない事の方が多くなってきて、上手くいくあるいは順調にいく前提で考えていますからいちいち落胆したり、頭に来たり、誰かのせいにしたりする訳です。
この無駄にポジティブな考え方も様々な経験を経て、今ではむしろネガティブに考えるようになっています。
ネガティブというとマイナスなイメージを持たれるかもしれませんが、けっしてマイナスなものではありません。
当然ながら上手くいくための努力をすることを前提として、努力をしても上手くいかなくて当たり前と物事を考えるようにしています。
最大限に努力をしても上手くいかないことの方が多いと考えることで、上手くいかなくても落ち込みは大きくありませんし、上手くいかなかった時に素早く切り替えてポジティブに対策を考えることが出来ます。
そして、上手くいったときの喜びも大きくなるという効果もあります。
ある事象に直面するときの気持ちがネガティブであっても、その結果に対してはポジティブになれるということです。

なんだか理屈っぽい話になってしまいましたが、物事の捉え方も気の持ちようでネガティブになったりポジティブにもなります。
気の持ちようという楽観的な言葉でも、自身の心をコントロールするために上手く活用できるといいですね。

就職活動も必ずしも自分の思ったようにはならないことが多いですが、気の持ちようで自分の心をしっかりコントロールして臨んでもらえればと思います。

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