先日、グループ企業で新年の北海道神宮参拝に行き、「商売繁昌」と「社員の健康」を祈願して参りました。
北海道神宮では、現在以下の四柱(よはしら)の神様をお祀りしているとのことです。
大国魂神 (おおくにたまのかみ) 北海道の国土の神様
大那牟遅神(おおなむちのかみ) 国土経営・開拓の神様
少彦名神 (すくなひこなのかみ) 国土経営・医薬・酒造の神様
明治天皇 (めいじてんのう) 近代日本の礎を築かれた天皇
一柱ではなく複数柱の神様をお祀りしていることをあらためて認識した際に、ふと前回のブログで八百万の神について少しお話したことを思い出しましたので、今回は八百万の神をテーマにブログを書いてみることにしました。
八百万とは実際の数をあらわすものではなく「たくさんの」という意味で使われるようです。
日本では古より森羅万象あらゆる自然物、自然現象すべてのものに神様が宿っているとされていましたし、加えて「古事記」や「日本書紀」に出てくる神様や人間も神様として祀られていたりするので無限に近いたくさんの神様がいるということで八百万の神と言われていたようです。
それ故に日本古来からの宗教の神道では、神様が多すぎてこうあるべきとかこう考えなさいと定義するのが難しかったからなのか経典がないと聞きます。
私は無宗教・無神論者ですが、神社に参拝すれば神聖な気持ちになりますし、何かあれば神頼みをしたくなることもあります。
今年が前厄になりますので、お祓いをしてもらおうかとも考えています。
そういう意味では、日本人として身近に神様がいるという神道の考え方が心やDNAに刻み込まれているのかもしれません。
自分ではどうにもならないことに関してはくよくよ考えても仕方ないので、八百万の神にお願いして良い方向に進みますようになんて都合の良いお願いをしたりするわけです。
一方で、自身の行動については神頼みではなく、自身の判断と責任で行動したいと考えています。
特に仕事に関しては、神頼みではなく自身の努力で形になることが多いので、お客様や社員に喜ばれるような仕事を今年一年間続けていきたいと思います。