先々週に当社の中間キックオフが開催されました。
そこで話した内容を当ブログ用に拡げてお話しさせていただきます。
先日、テレビの芸能人へのインタビュー番組で俳優の玉木宏が大切にしている言葉は「現状維持は退歩なり」と言っていました。
福沢諭吉が述べた言葉とされており、よく企業経営者に座右の銘として用いられている言葉です。
当社のような中小企業においては、ある程度ビジネスが順調に進んでいれば、リスクを冒さず堅調に現状を維持するという保守的な発想になりがちです。
しかし、IT業界を取り巻く環境や技術は近年加速度的に変革が進んでいます。
その中で現状維持の施策を取ってしまうと技術の進歩や環境の変化のスピードに追い付いていくことが出来ず、結果的に後退しているのと同じ状況になってしまうことでしょう。
だからといって闇雲に全力で前に進めば良いのかというと私はそうは思いません。
肝心なのはゆっくりでも小さな歩幅でも良いから一歩ずつしっかり前に進んでいくこと、会社の実情に合った戦略を立てて優先順位を決め着実にかつ大胆に物事を進めていくことが肝要だと思います。
今年度も半分を過ぎて下期に入りました。今年で考えたらもう3カ月をきってしまっています。
焦る気持ちを抑えつつ、着実に一歩ずつ歩を進めていきたいと思います。