4年前に同じタイトル「昔とった杵柄」で,旭川フェンシングクラブ・旭川くるま椅子フェンシングクラブにコーチとして参加し始めたことを書きました.会場は旭川市障害者福祉センター"オッピタ"で毎週土曜日9:00〜12:00に行なっています.このクラブは普通に体を動かせることができる人と何らかの障害を持つ人が一緒に練習と交流を行なっている珍しいクラブです.
私は主に小・中学生のクラブ員の練習を見ていたのですがこの春から二人の新コーチが参加されました.新コーチは最近旭川に転入され,クラブの存在を知って参加してくれました.新コーチのおかげでクラブ員の体力・メンタル・技術はメキメキ向上し,最近の大会ではクラブ員の一人が小学校高学年フルーレの大会で全勝し,私たちは大喜びです.この効果は多分くるま椅子フェンシング(現在はパラフェンシングと呼んでいます)にも現れると期待しています.
二人の新コーチの経験と技量は剣道で言えば有段者に相当する強さです.また,何と言っても若いのがとても魅力的です.75歳にならんとするは彼らと比較するとうさぎとアヒルほどの違いがあり,この若さのスピードとタイミングの取り方,そして明るさがこれからの私たちのクラブを強くしていくと確信しています.
勿論,フェンシングがたまらなく好きで好きでフェンシング道場を作ることが夢な,私の見立てでは全道で現在トップレベルの実力を持つコーチや,小さな子供を優しく見つめ基本を大事に教えてくれるコーチも素晴らしいです.更に,このお二人のコーチは素晴らしいレディです.
新コーチを迎えただ一つ残念なのは,まだ歓迎会を行えていないことです.なんだかんだと理由をつけてお酒を飲みたい私にとっては,お酒を交えての歓迎会が早くできないかなぁと思っています.何かをしたければ自分から言いだしなさいと子供に話してたにしては,今回は控えめです.これも歳のせいかもしれません.