先月、国産旅客機の開発中止が発表されました。
個人的にはワクワクするようなプロジェクトでしたので期待値も高かった分、残念でなりません。
各方面から"失敗の原因"を論じられています。多くの事はその通りなのだと思います。でも、本当
の事は、関わった現場の担当者からの事実の声が、本当の事なのだと思います。
それを語るにはまだ対外的にも、担当者の回りの方にも影響するので、もう少し先になるでしょう。
10年後かそれ以上かも知れませんが、その事実から本当の教訓を得て、次ぎの世代に繋げて欲
しいと考えます。
同じく、先月、乳製品メーカーが2000年/2001年に発生した品質問題、偽装問題に関する
番組が放送されました。一過性のプロジェクト問題と品質/偽装問題を同質の失敗とは思えま
せんが "自分ごととして考える"、"誰が起こした問題ではなく、企業文化が起こした問題" と
いう言葉には、会社という組織が陥り易い共通の課題があるのだと思います。
過去の失敗から学ぶ事も教育の一環として、取り入れていきたいと思います。