将棋のTV中継を見てると棋士が駒を指した途端、次の手がAIで沢山出てきます。私はこの中継を見てるとなぜかやるせないというか悲しくなります。そんなに急がないでもっとのんびりやろうよ、という気持ちです。我々のAIとやらは我々にさあ次はどうする、こんな方法があるけどどうする、どうする、と急かします。
昨年に75歳の大台に乗って私のAIの定義はA(明るく)I(潔く)に決めました。先日のニュースで78歳が追突事故を起こして逃走、ボンネットも曲がってるのに散髪行って自分の家の車庫にいつものように駐車させていたのに、警察には何も覚えてないとの供述、事実が分かるまでは私なんぞがコメントできませんが、病気でも知らぬふりでもいずれにしても老いるということは悲しいというしかない事件です。
人間老いたらいろいろなハンディキャップを背負って生きていくはずですが、でもクヨクヨと暗く考えずに意識的に明るく振舞うことと、しでかしたミスには潔く、堂々と対処していくしかありません。もし私がこんな事件に遭遇してしまったらどうしたらいいのでしょうか。私のAIが次の一手として示すものは、明るく潔く、のオウム返しとなるはずです。、