最近、ニュースをみて一人腹が立っています。
それは物価高の現状が放映されたあと、解説者が偉そうに(?)あとは企業がどれだけ賃上げ出来るかにかかっていますよね・・・今回はユニクロは4割上げるとかなんとか簡単に賃上げが実施されそなニュースを流します。
ちょっと待って、中小企業はこれからコロナの融資が返済開始されるという時に、どうして給与を革命的に上げれるのでしょうか?
解説者曰く、これからは大企業が下請けに対して発注単価を上げてやって中小企業をサポートしてあげるしかないですよね・・・とくる。
果たして大企業は社員の人件費も上げ、仕入れ単価も上げてやれるだけの力はあるのでしょうか?
そこでコンサルが、こういう時こそDXで社内の生産性を上げなければと仰る。あるいは社員のリスキリングをやって会社を強くしなければと仰る。政治がそれに対して補助金を出してサポートしましょう。と乗ってくる。最近の定型シナリオがまた語られる。
しかし現実に賃金がたとえ上がったとしても、防衛費で多分最終的には消費税が上がるはずで庶民の購買力は上昇しないのではないのか。
下手な経営業を20年以上もやってると、どうも悲観論が強くて我ながら面白くない、つまらない現実論者に成り下がってしまいそう。
まあここを打ち破るには、隠しっこなしで出来ることと出来ないことを洗いざらい出して5年後ぐらいの我々の生き様を決めていくしか無いと思いますが皆さん、いかがでしょうか。