世界の一流のサッカーを見るとこんなにすごいスポーツはないよなあ、と心から感心しますが、小さいころからやや太めで鈍足で眼鏡をかけていた私の歴史ではマッタク縁の遠いスポーツでした。
高校の時には柔道部員の私から見ると、スマートで足が速くちょっと不良っぽいサッカー部員はいわゆる軟派の部類であり、硬派の我々とは一線を画する存在でした。なんといっても毎日の練習の時にグラウンドを走るのですが、あんこ型軍団の隣を颯爽と抜けていくのがサッカー部とボクシング部の集団で、基本的に対決状態にありました。
ある日、ボクシング部の部室に仲間が呼ばれたと聞いて、皆で救出に駆け付けたのは昭和の青春ドラマのような思い出です。ついでに思い出しましたが、高校2年で昇段試験に合格した時には黒帯が目立つように柔道着を肩にかかえて登校したものでした。
社会人になって硬式テニスを40年ぐらい続けていますが、先日のレッスンでボールをよけ切れずコート上にもんどり倒れてしまいました。まさに足のもつれで年齢がはっきりとでた倒れ方でした。でも若き日に柔道の受け身をさんざんやってきましたからケガにはなりませんでしたが,もうサッカー部やボクシング部と戦っていた昭和の私ではありませんでした。
今回はサッカーのワールドカップのすばらしさを書きたかったのですが、余計な個人的な思い出が出てしまいました。宗主国であったフランスと占領されてたモロッコと次の準決勝だそうです。ドラマ好きの元柔道部員としてはモロッコにぜひ勝たせたいんですが皆さんはいかがでしょうか?
睡眠不足のワールドカップせいぜい楽しみましょう。