幼い頃から実家のテレビはつけっぱなしの状態でした。それが日常の一部。
1983年のプロ野球日本シリーズ、応援していた西本投手が第7戦で打たれ巨
人の敗戦。その日、何かとこの話題が出るため、初めてテレビを遠ざける。
PCもスマホも無い時代、情報遮断は簡単だった。
1994年、社会人になりサッカー日本代表のドーハの悲劇も、通勤途中の新
聞(当時は通勤中に新聞を読む人)を避け、勿論、テレビは視界に入れず、なん
とか情報遮断に成功。
そして現代。紙媒体は縮小する一方で、電子媒体が個人や街中に入り込み、生
活の一部になる。ニュースは映像が富み、事実とは言え、心的負担のある映像を
垂れ流し続ける有り様。
懐古主義ではないが、無意識、無自覚に入る情報を含め、情報との向き合い方
を考える必要があると思う。