千三つ(せんみつ)とはマーケティング用語として使われているようで、新し
い事は1000件のうち3件しか成功しないという確率を示す慣用句として使わ
れるようです。
最初の発想は良くても、やってみたら上手くいかない事ってよくあります。
市場の変化や、関係者の優先順位の変更など、想定外の課題が発生して、上手く
行かない理由は沢山生まれます。
新しい事ほど課題が多く出るので、"千三つ"とはよく言ったものです。
一方で、諦めるというより、それだげ課題解決が多く発生する言葉として理解す
れば受入易いとも考えます。
なので、上手く行かない理由で使うのではなく、997件の課題から学ぶ事が、
事の本質と考えています。
言うのは簡単ですが、胆力と資本が求められるケースもあるので、最初に決め
たゴールを目ざす事は単純な事ではありません。
失敗や課題を外部要因として思考停止するのではなく、それを乗り越えるため
に考え、試行錯誤していく人には応援したくなりますし、そのようなチーム、組
織でありたいと振り返るには良い言葉です。