昨夜、加山雄三のドキュメンタリーを観ました。
85歳でまだステージで歌ってました。丁度私の10歳上の先輩です。
先輩といえば当時の慶応出身の有名人といえば、まずは石原裕次郎、次に加山雄三、石坂浩二、ちょっと後輩ですが中村雅俊などでした。一方で早稲田は大橋巨泉、タモリでしたのでぶっちぎりに慶応が強かったのですが、心残りは吉永小百合があの早稲田ラグビー部をこよなく好きで早稲田入りを決意したという話を聞いた時には、さすが早稲田の男もやるときはやるんだと敬意を表したのを記憶しています。
そんな若大将が数年前に脳梗塞と戦ってやっとリハビリしてステージに戻ったという番組でした。ご本人は95歳までは元気にやれそうな予感がしてると仰ってましたが、こちらもうれしくなりましたが、さすがに自分の10年後を想像したらあんなにきれいな老人でいられるんだろうかと考えさせられました。
でもとにもかくにも死ぬまで元気でいたいもんです。
最近の石原慎太郎、曽野綾子の対談本を読んで非常に感銘を受けました。生前の慎太郎はどちらかというとアンチエイジングというか、元気な年寄りになるんだと気を吐いて話されていましたが、そこでクリスチャンの曽野が一言、「永遠に命があったら疲れますよ、死なないということは最高の罰でもあるんですよ」「いずれ老いたら今度はだれか他人の役に立つという幸せを求めなさい」
確かに、ピンピンコロリと潔く死にたいもんですが、その時は周囲に感謝して死ぬのではなく、誰かに感謝されて旅立つ・・・なるほどけだし名言ですね。さっさと亡くなってもらってありがとう・・・なんていうのは感謝かな?