テレワークの利用状況に関するアンケートを実施しました。
その結果、社員の約8割がテレワークによる業務に対して前向きの回答です。
その理由で上位3つは
「通勤時間が無い分、自分や家族の時間に充てられる」
「周囲の環境を気にせず作業が出来る」
「自分のペースで作業が出来、効率が上がる」
の3点でした。
一方、課題点の上位3点は以下。
「ネットワーク遅延等で作業効率が低下する」
「質疑の遅延などコミュニケーションロスが多い」
「連絡を取りたい相手と繋がるまで時間ロスがある」
といったインフラ要因とコミュニケーション要因による結果です。
その他、いくつかの特異点をご紹介します。
「テレワークで作業時間が増えた」→YES(30%)
「テレワークで支出が減った」→YES(48%)
「テレワークで心的負担が減った」→YES(68%)
「テレワークと出社の組合わせの勤務形態が良い」→YES(44%)
まだ、インフラやコミュニケーション方法に関して改善すべき要素があるよう
なので、継続検討です。
生産性については、お客様の配慮もあり、大きな遅延や品質低下による影響は
ありませんでしたが、遅延傾向にあったのは事実のようです。
某PCメーカーが2020年に実施したテレワークの生産性に関する調査では、約4
割の企業で生産性が低下したとの回答もあり、テレワーク自体が必ずしも生産
性を上げる条件ではないようです。
但し、課題が見えてきた事で、テレワークの可能性もまだまだ広がりそうです。