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経営ブログ

2021.09.13

ヘリコプター

取締役 久末 博昭

 小柄な女性が巨大な機械,例えば大型トラックや農業トラクターやビックシャベルカー, クレーンを操作していると,それだけで興味をひく映像です。ましてその機械が空を飛ぶ飛行機やヘリコプターだったとしたら, どんな女性が操縦しているのかと興味津々となります。

 先日,アマゾンプライムで,たまたま邦画「空へ 救いの翼」(2008年角川映画製作)を見ましたのでご紹介します。これは航空自衛隊小松基地に実在する小松救援隊を舞台にして,女性初としての救難ヘリコプターパイロットが成長する姿を描いた 青春映画です。防衛省,航空自衛隊,海上自衛隊が全面協力したことで, 実物の飛行機や艦船による撮影がおこなわれました。

 救難援助専門ヘリコプターUH060Jの本物の迫力はすごいもので, メカマニアの目をくぎ付けにしたと思います。こんな巨大で重量感たっぷりの機体が良く浮かんで空を飛ぶものだと関心してしまいます。小松基地で実際のロケをしたそうで,普段なら決してみられない航空基地の日常が見えるのも興味深いところです。

 波打ち際をオートバイとヘリコプターが並走するシーンは航空自衛隊が協力しない限り二度と撮影できないと思いました。登場する戦闘機や艦船に目を奪われてその印象が強い映画でするが, ストーリーはシンプルで最後まで飽きずにみてしまいました。2008年劇場映画として上映されたそうですが, 私の記憶に残っていないということはあまりヒットしなかったのでしょう。

 主人公であるヘリコプターが雨中や荒天をついて飛ぶためには, 普段から整備士が大変な努力をして万全の整備をしているのだろうと想像します。そんな裏方の整備士に, 企業のITインフラを支えるSEをつい重ね合わせてみてしまうのは, 私がソフト開発会社の人間だからでしょうか。

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