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経営ブログ

2021.09.06

「ちょいと一杯」がなつかしい。

代表取締役社長 長澤 康夫

「仕事が終わったんでちょっと軽くやりましょう」、なんて言うのはアルコールがあって初めて成立する話で、最近の環境では、家に早く帰ってビールを家飲みするしかありません。私は営業が仕事でしたので公私の区別なく平日はほとんどが「ちょいと一杯」の人生でしたので、この歳になって家飲みなんぞするとは一番驚き負担を感じてるのは家内に違いありません。

 「ちょいと一杯」の人生では面白い話が沢山あります。

 お金、特に現金を沢山持って飲むのが男の美学だという方がいらっしゃいました。居酒屋のカウンターで二人並んで飲むわけなんですが、必ず目の前に財布、それも相当な札束が入っててしっかり立っていなければならない財布、それを店の人に見えるようにして飲む、ただしオーダーするのはおでん、焼き鳥の類でしたが何せ半端じゃない財布の分厚さでした。

 お酒は日本酒の熱燗とつまみは味噌をなめるだけ、という方がいらっしゃいました。営業マインドにあふれた私は、よしきっちりお付き合いして見せよう、とおもい数か月間戦いました。もともと日本酒に弱い私は、ある日店のカウンターでお客様を忘れて熟睡、目覚めたときの味噌の味は今でも忘れられません。

 東京時代の若き日は仕事が終わるのが毎日22時、そこから飲みに行きますから家までのタクシー代が仲間と割っても7千円ぐらいでした。ある日、札幌転勤となりススキノから家までのタクシー代、なんと7百円、その時に実は私の札幌移住計画はひそかに開始されたのでした。札幌だからこそ「ちょいと一杯」の生活に磨きがかかったのでしょう。札幌に感謝ということですかね。

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