コロナ禍以前は、働き方改革の観点でテレワークを検討していたのですが、昨年の緊急事態宣言で、一気に全社員のテレワーク実施です。昨年段階では、テレワークに対応したシステム不備や、テレワーク向け就業規則の規定が無いなどの課題がありました。今年に入りVPN導入、テレワーク就業規則の規定により、今年の全社員テレワークは、混乱もなく実施できています。
そこで、本来の働き方改革でのテレワークの検討です。今回、世界中でテレワークを実施した結果、様々なテレワークの利点と課題が浮かび上がっています。各個人のライフワークに寄り添ったテレワークの推進が積極理由に対して、パンデミックの抑制とした公衆衛生の目的のテレワークの推進は社会理由であり、前向きに取り組みずらい要素があります。
別な観点では、少子高齢化に歯止めがかからずに人口減が進展し、将来、公共交通機関そのものが減少していくとも考えられ、結果、移動コスト影響のテレワーク進展も想定されます。但し、自動運転のような技術革新で状況は変わる事もあるでしょう。
7月下旬に今回のテレワークの利点と課題、将来的なテレワークの利用の観点で社員アンケートを予定しています。各世代別の意見を聞いて当社に合ったテレワークを考えていきます。