私が日頃から感じてる世代ギャップのうちの代表的なものはゲームに関するスキルです。
全くと言って持ち合わせていません。我々の時代にもインベーダーゲーム(古!)なんていうものが
ありまして、喫茶店に毎日通ってる多くの人たちがいたのですが、私はお付き合い程度で
しかやりませんでしたので、印象にはあまり残っていません。
もともと賭事系はあまり好きではありませんので競馬からなにからやりませんでしたが、
唯一麻雀だけは大学生、社会人の間、まあ30歳ごろまでは嫌というほどやりました。
サラリーマンのスタート日に上司に麻雀を誘われまして、最初の半チャンで国士無双
をあがり、今年の新入社員に強いのがいるぞと職場中で話題になりました。おかげ様で
有名になる材料がよろしくなく、それからの私のサラリーマン人生は華やかとはいかず
控えめな下積みの歴史を歩みました。
その後、調子に乗って上司の誘いには全て乗ったのではありますが、さすがに手持ち金
の額で脅されるとつい弱気になっては負けるようになってしまいました。上司は容赦なく
取り立てる人で、現金なかったら家からテレビ持ってこい、最後には女房持ってこいの
始末、まあそれからは絶対に負けない技を習得しまして営業麻雀としての一級品とでも
いうべきものを自分で作り上げることが出来ましたが・・・。
朝の電車で真剣にスマホに取り組む人の中でゲームに没頭してる人が結構います。
またレストランに来た家族4人がそれぞれがスマホでゲームをしています。ああこの世界に
参加出来ない自分、若い人たちのゲームの話題に入り込めない自分、これが世代ギャップ
なのかしらと嘆きながら、テレビでは「昭和のグループサウンズ特集」という番組に思わず
チャンネル回してしまう自分がいます。しかし待てよ、昭和?今は平成でもない、令和ですよね、
明日の22日はおかげ様で休日じゃないですか・・・ああますます老兵はただ消え去るのみか。