人生の三分の一は睡眠とよく言いますが、最近特にその意味が判ってきたような気がします。
深く眠れることがどんなに素晴らしいことなのか、何時間でも眠っていた若き日々はもう帰っては,こないわけなんですが・・・・
さて最近、少し真面目な人生を送ろうと思い、ススキノを早めに切り上げて帰っては早々に就寝体制につくのですが、ここからいわゆる「寝そびれ」状態、寝る時期を失って眠れなくなる状態、寝そこないとでもいうのでしょうか、枕元の文春や新潮のネタを読んでいるうちに以前のようにストーンと眠りに落ちなくなって、体は眠いのですが頭が冴えてしまう現象に悩まされるようになってしまいました。
原因の一番はアルコール摂取量が中途半端なこと、二番は寄る年なみで寝る力が弱くなってること、三番、これが本命でしょうが決算やら経営やら昼のことを思い出すこと、などなどでしょう。翌朝、寝そこないの状態で通勤地下鉄に乗ると、今度は車内の9割の人たちがスマホを黙々と見ている光景、これもまた何か気持ちの悪い光景なんですが、以前のような女子高生達のたわいのない昨夜のテレビ話などもなく、シーンとしてスマホとにらめっこしている光景に思わず,ぞっとしながらもやっとのことで会社の椅子に座った途端、私の寝そびれ症候群が一挙に正常化を要求してきまして,睡魔を発揮してきます。
まあここまでは私個人の現状で皆様にはあまり意味のないことなんですが、私の申し上げたいところはこれからです。
実は今朝のラジオ体操の時に人生の大先輩に恐る恐る寝そびれの相談をしました。さて先輩曰く、
長澤さん、簡単だよ、寝るときにはね、楽しいことだけ考えて寝るんだよ、実現性なんてどうでもいいから,とにかく楽しくなることさ、密かに笑いや嬉しさがこみ上げるような楽しいことさ、いい、判った?
成る程、さて今夜から何を考えて寝ようかな・・・宝くじで1億当たったのに皆にはまだ内緒なんだけどどうしようかなあ?なんて
いうのはどうでしょう?
でもダメか・・・この前の年末ジャンボは6千円投入で当たりはたったの600円、・・・また寝そびれそうです、マッタク。