先日、立ち読みしたﾀﾞｲｴｯﾄ本に断食の勧めがありました。

人間は病気になったら直ぐに病院に行って薬を処方してもらう。
でも動物は巣の中でひたすら回復するまで何も食べずに己の体の
回復力に全てを託す。人間はいつの日か過食状態で自分の免疫力
を失い、薬という毒でさらに自分を弱きものに変えてしまっている。

　というのが主旨だったと思います。早速この週末に断食までとはいきませんが
私にとってはかなりの小食を実施しました。そうすると体重は２キロも減り
心なしかお腹の周りにも変化が出てきました。

　高齢化するというのはどうも過食を自分で解消できない、食べ過ぎて
お腹がﾊﾟﾝﾊﾟﾝな時にでもあの若い時代なら数時間後にはまた食欲が再発
してきましたが、今ではなかなか解消できずお腹の苦しさが消えないまま、
その日が終わってしまいます。

　過ぎたるは及ばざるがごとし・・・まあそういうことなんでしょうが、たまには
明日を考えずに飲み食いするとか、おいしい料理をたらふく食べるとか、
ここぞという時には人間ﾊﾒをはずしてもいいのではないかと友人に言ったら、
もう充分だろ、ここまでﾊﾒ外しっ放しなんだから・・・なんて言われました。

　断食は食べることのみにあらず、私の半生の生き様そのものにも必要かも
ということでした。