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経営ブログ

2013.07.29

高齢化社会

代表取締役社長 長澤 康夫


 アベノミクスで当面の経済は好転するかもしれませんが、日本が抱えている人口問題、特に働く人口が減少していくのは日本の長期的な大問題であると指摘されています。特に仕事を卒業した高齢者達の福祉や年金を支え続けていくためには膨大な国家予算が必要で、消費税率アップもやむなしとして参議院選挙でも与党が大勝しました。
 
 でもアップが精々10%までぐらいまでの議論で大騒ぎをしているわけですが、専門家は30%ぐらいまでを考えないとこれからの福祉や年金の対応は出来ないと語っています。10万円の買い物で3万円の消費税なんて想像つきませんが、そんな議論がいずれ起きてくるのでしょう。
 
 一方でそんな近未来の日本の窮状を変えられるのは、本当は我々団塊の世代の「元気さ加減」ではないかと思う方々も大変多いのではないかと思います。私も66歳になりまして、最近「えー!66なんですか」というススキノの女性の言葉のなかに、今まで普通にあった「その割には若い!」という反応ではなく、「えー!そんなに歳いっちゃってるんですか」という反応に変化してきていることを見逃せません。確かに65歳で現役引退していく仲間が多いので、あなたはまだこんなところで油を売ってていいの、という女性達の最も常識的な感性がそうさせているのだと思います。
 
 でも65歳過ぎの仲間は殆どが元気、いやいや70台の先輩方はもっともっと元気です。お元気な皆さんは現役卒業がちょっとばかり、いやとんでもなく早過ぎたとしか思えません。今の日本の社会の仕組みでは、もし老後に仕事をし続ける環境を作るとしたら定年を過ぎた場合には再就職もなかなか困難でしょうから、もう自分で起業するしかないのが現状です。起業にはリスクが伴うわけでそう簡単にはいきません。でも毎日ジムへいって運動したり、趣味三昧の生活に入るのを今の常識から10年ぐらい遅くする必要があるような気がしてなりません。悠々自適は75歳ぐらいからのスタートがよろしいのではないかと個人的にはおもいますがいかがでしょうか?
 
 勿論、そんな時代ではススキノの女性達も今後は大幅に定年延長で、もしも誰かの75歳で行われるかもしれない現役引退式には60台、70台のススキノの女性達がはせ参じることになるわけです。どうですか、この高齢化社会の変革、若い人たちに「負担ばかり多くて将来の希望が持てない」なんて言わせない社会を、我々団塊世代で作ろうではありませんか!
昔の西部劇、「シェーン カムバック」ならぬ「団塊、カムバック!!!」といいたいですね。

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