夏休みの時期です。思い起こせば小中学生だった数十年前の自分の夏休みはいつも計画立案でスタートしてました。この休みこそ苦手な英語を強化しようとか、数学の問題をたくさん解こうとか、文学書を何冊読破しようとか、綿密で大胆でしかも秋には大成長した自分を勝手に描いては満足していました。結果は多分多くの方々もご一緒だとおもいますが、休みの終わりが近づいた時のあの後悔と焦燥感に満ちた日々が襲ってきたわけですが・・。
今、まだ同じことをしている自分があります。実は健康診断の日が9月18日と決まったのが7月末日でした。そこで8月1日に減量計画を立てました。内容は極めてシンプルです。毎日100グラムづつ減らすことにしました。ちょうど48日間ありますので健診日には今より4.8キロ減量された自分を作り上げることができます。いつも体重が諸悪の根源であるとお医者さんに言われてますので、今回この計画を実行できれば私の夏は最高の夏になるに違いありません。
計画が出来るとなんとなく満足して、子供の頃はとりあえずテレビをみましたが、いまはとりあえずビールを一杯、というところで、何十年たっても性格は変わらないものと我ながら感心してしまいます。さらに小中学生時代の宿題は計画としては最初に片付けておくはずが、なんと最終日に家族総動員でやっつけてしまうのが恒例になっていました。さてそうすると今回のひと夏の計画の結果は・・・最終日の一晩で4.8キロの減量などというプロボクサー以上の断末魔がまっているかもしれません。成長していない自分を考えると本当に情けないやら恐ろしいことですが、でも「夢見る夏」などという言葉は可愛げガあって、いくつになってもなかなかいいものではないでしょうか。