先週(1月12日)の気温はマイナス8.5度、それでも私は普段と変わりなく円山から北1西3のオフィスまで徒歩通勤です。しかしさすがにあまりの寒さでしたので記念(?)にブログでその印象などをご紹介することにしました。
朝の通勤は大体45分程度、主に大通公園を中心に歩いてきます。春の新緑の美しさは毎年感動します。一方11月頃だとおもいますが冬支度で公園のベンチが片付けられる時は、ああまた冬が来るなあ、とある種の感慨が浮かんできます。さてこの極寒の徒歩通勤で自分が追い抜かれた時の驚きベスト3です。
1、まず自転車、しかもタイヤは細い標準用、それでもつるつる交差点を何気なく走っていきます。まだ転倒したところは直接は見ていませんが、絶対どこかで転んでるはず、と想って見過ごします。
2、次にはヤングのジョギング、こんな路面を走り抜けるバランス感覚、もう自分がはるか昔に失ったものをみせつけられ感動します。
3、究極は私より華奢な女性に何気なく追い抜かれた時、気持ち的にはついて行きたいのですが、その差がどんどん広がる、ちょうど箱根駅伝で追い抜かれて差が広がって、もうどうにもならない選手のような気持ちになります。
以上ですが、追い抜かれた時とは違って、すれ違った時にはこんな楽しみがあります。
それは盲導犬です。いつも同じ時間に同じ場所で会います。名前を知らないので盲導犬のモウをとってモウ君と名づけています。大通りの遠くからモウ君が見えると今日はなにかいいことありそうな気がします。すれ違ったときに心の中で、モウ君オハヨウ、と言います。たまに時間が遅くなり会えないことがあります。今朝(1月12日)は会えませんでしたがあまりの寒さで変形し感覚も凍りついた私の顔を明日こそモウ君が和らげてくれるに違いありません。そんな期待を持ちながら明日も極寒の徒歩通勤というわけです。