ホームページの鮮度を維持することは、意外に注意がいることでして、当役員ブログもその対応策の一つともいえます。上場企業でしたら否応無く外部に発信せざるを得ませんが、非公開の我々のような会社は外部に自らが発信し続けるためには、ちょっとした努力と覚悟がいるということを実感しています。

　ところで鮮度管理の議論で最も最初にしなければならないのは、実は自分自身の鮮度のことかもしれません。過去のことに執着したり、昔の成功体験にしがみついたり、現在がうまくいかないのは体力の衰えが原因で・・・・などなど、いつのまにか古びた秋刀魚やビールになってしまい、ふと気がつくとまずい食卓を囲んでいる自分になってしまっています。

　急に話がゴルフになりますが、いつも冬場に教えていただいてるプロに今年の春に相談しました。アイアンが昔の硬いシャフトのセットなので買い換えたいんですが・・・と、そのときにプロは・・・長澤さん、シャフトが硬いんではなく、長澤さんが昔のようにきちんとクラブを振ってないだけですよ・・・それで買い換えるのを断念して半年、最近になってやっと昔のアイアンの飛距離に戻ってきた自分を最近ではチョイト褒めてやってはいますが・・・

　いたずらに年齢を無視することもいけないのでしょうが、とかく年齢に鮮度が落ちる原因を寄せやすい自分もいることは確かです。最近、経営上で問題が発生したときは、私はサラリ-マンは31年間、経営者は9年目なのですが、自分の9年目のサラリーマン時代を考えてみるとまだまだ平社員から主任になるかならないかの若造でした。学ぶことばっかりで失敗もたくさんやってました。従ってこれから私の鮮度管理は、実年齢ではなく、職業年齢で考えていくことにしています。道具ではなく振りぬくことが大事の心意気・・・・でも本心では最新式の柔らかくて楽なゴルフセットもやっぱり欲しいんですけどね。いやいや誘惑に負けず、鮮度を保つのは、やせ我慢の心意気、という結論にしたいと思います。