最近は、何でもかんでもハラスメント、ということで、今まで自分が生きてきたこれまでの人生の中で思い出深い事柄が時代から否定されてるようなことになってきて、ちょいと寂しい気もしてきます。まあ今では笑い話なんですが
ー 私の高校時代は柔道の稽古の日々でした。1年生で盛岡で高体連がありまして我が釜石高校は強豪揃いの盛岡工業と対決、当時の3年生が5人全員一本投げでやられました。恰好つかない3年生は下級生の応援がたるんでいたと我々に2時間の正座を命じ黒帯の端っこで頭を殴られました。(殴られながら私はこの理不尽さに腹を立てながら、ようし早く強くなってこの先輩たちをぶん投げてやろうと決意したものです。)
ー 私の新入社員の頃はまだ麻雀が盛んな頃でした。自慢ではありませんが学生時代に鍛え上げたその実力は一級品でした。入社当日に営業の先輩から誘われぶっちぎりの勝利を収めました。それからというもの毎日誘われさすがに安月給の金は使い果たして先輩に試合辞退を申し出ました。そうすると当時の課長から「長澤、家にテレビあるだろう、それ売れるんじゃないか」と一言、とんでもない会社に入社したと思いました。(それからは営業ですからお客様との対戦が多いわけですから、とにかく大負けしないで、しかもあまり勝たないいわゆる営業麻雀の極意を磨き上げました。)
例を挙げればきりがありませんが、言い方は難しいのですが、ハラスメントとの出会いは考えようによっては、人生のバネみたいな自分の何らかの変化に貢献してきたかもしれないなあ、なんて思うときもあります。もちろん悪質なハラスメントは別ですがね。
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2025.11.12
ハラスメント時代
2025.11.04
健康管理
先日、無事、下期キックオフを終えました。
おかげさまで、ほぼ予定通りの結果となりました事に感謝申し上げます。
その様な中で、企業の「存在意義」を私なりに見つめ直してみました。
存在意義は重要であり、かつ企業価値の鍵となります。
従って企業の存在意義や社会における目的(コーポレートパーパス)を明確にする必要があります。
次の2つは目的達成に向けて特に意識しています。
・全社員が安心できる職場、そして所属感を重視する施策
・成功も失敗も正直に共有できる会社(意見を言える、聞ける組織)
いづれにしても、誠実さが成長の軸であり、社員と社会の信頼が企業価値を決定しますので、
理念を日々の行動に落とし込むことがとても重要になりますね。
さて、話は全く変わりますが、タイトルのお話をさせていただきます。
先月、年に1度の健康診断を受けて来ました。
何歳になっても受診は重要ですが、特にこの歳になりますと色々な事が検査で引っ掛かります。
まして今回は初めて受診する検査機関でした。
今まで受診していた検査機関には経過結果があり要観察で済んでいた事も、今回は全て初めましてとなり、
ことごとく引っ掛かるのかなーとドキドキしていましたが、結果、全てが要観察程度で済みました??
さすがに初めての病院だったので緊張からか血圧も高めになり、2度計り直されたりしましたが、
大きな問題もなく無事終了しました。実は昔から病院は少し苦手です・・・。
また、持病に関しては個人的にも年に1度検査を受けています。
この歳になると病気の数が勲章の様に言われる事もありますが、やはり健康が一番です。
できればこれからも可能な限り元気に楽しく過ごしたいと思いますので、健康管理はしっかりとしてまいります。
また、私はもうすぐ66歳の誕生日を迎えますが、まだまだ元気に色々な事に挑戦してみたいと考えていますので、引き続きお付き合いの程、宜しくお願いします。
皆さんも健康管理には十分、お気を付けてお過ごしください。
2025.10.27
夢
還暦を迎え、最初のブログとなります。
3回目の成人式を迎えられるほど生きてきたのに、本質的には学生の頃とあまり変わっていないというか、若いころに見ていた60歳の大人感とのギャップにいささか不安を感じています。
今回のテーマ「夢」という言葉には、大きく分けて二つの意味があります。一つは、睡眠中に現実の経験のように感じる、心像や幻覚。そしてもう一つは、将来達成したい目標や、抱いている理想、願望です。
後者の将来への目標や理想としての「夢」について、今回はお話しさせていただきます。
こんな私でも若いころには多少の夢を持ちました。
アイスホッケーを通して志望する高校・大学に進学したい。
アイスホッケー選手(当時はプロではなく実業団)になりたい。
幸せな家庭を築きたい。
など、些細な夢ではありますけど。
しかし、仕事における夢は持った記憶はありません。
還暦を迎え良い機会なので、人生の多くの時間を費やしてきた仕事における夢について考えてみました。
還暦は、一般的に「人生の区切り」「一区切り」といったイメージがあるかもしれません。私自身も、これまでのキャリアを振り返ると、正直なところこの業界での仕事がよく続いたものだと感慨深いものがあります。
しかし、常に進化し続けるITという業界に身を置いていると、この節目を「終わり」ではなく、むしろ「新たな始まり」として捉えたいと感じています。
開発を離れてはや十数年の私は、技術者としてはもはや老兵と言えます。
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」という有名な言葉がありますが、技術者から役員になり還暦を迎えた今私はこう考えます。
「老兵は、後の世代のために未来の舞台を創る」と。
この新たなスタートラインに立ち、これまでの経験を確固たる土台としつつも、若い世代の柔軟な発想やエネルギーを積極的に取り入れ、融合させてまいります。
あらためて仕事における私個人の夢を考えるならば、IT業界の脇役として、後の世代が輝ける未来の舞台を創り上げ、社会に貢献し続けることです。
この夢を現実のものにできるよう、今後も邁進してまいりますので引き続き宜しくお願い致します。
2025.10.20
キックオフミーティング後こそ、プロジェクト成功のカギ!
プロジェクトのスタートを飾る「キックオフミーティング」。
その主な目的は、以下の4つに集約されると思います。
・プロジェクトの方向性を明示化
プロジェクトの最終的なゴールや進むべき方向性を共有し、
参加者全員が同じ目標に向かって取り組めるようにする。
・メンバー間の顔合わせと一体感の醸成
自己紹介や情報共有を通じてメンバー同士の理解を深め、
チームとしての結束力を高めるようにする。
・役割分担とスケジュールの共有
誰が何を担当し、どのようなスケジュールで進めるかを明確にし、
各自のタスクを具体化する。
・モチベーションの向上
プロジェクトへの意識を高め、チームとして一体感を持って取り組むことで、
メンバーのモチベーション向上につなげる。
上記のうちどれか一つでも欠ける(未達、不足含む)と、良い結果に繋げることは、
なかなか難しくなると思います。
キックオフは「始まり」ではありますが、真のスタートはその後の普段の行動だと思いますので、
私自身いま一度これまでの行動を見直し、新たにスタートする意識をもって、
2025年度下期の業務にあたって参ります。
2025.10.06
コリオリの力 -その2-
この原稿は毎日30度以上の北海道にしては酷暑の日に書いています。多分、ブログに掲載されるのは10月でしょうから、酷暑は終わっているかと思います。
ところで、最近になって気づいた不思議な光景があります。
一つ目は、女性が化粧を電車でしている風景です。昔もこうした風景は鏡をバックから取り出して行なっていたのを見かけたものでした。ところが、最近の女性はスマホを見て行なっています。最初は、「えっ」と思ったのですが、なるほどとうなずきました。スマホには、自撮り機能があってスマホをカメラ機能で自分に向けると、鏡のように自身の顔が映るのですね。
二つ目は、車の駐車時のバックです。車のバックは必ず後ろを振り返りながら誰もが行なっていました。それが、最近では前を見てバックを行なっている人を多く見かけます。この理由も新しい車を買って分かったのですが、バックのギアを入れると周囲の風景と車の位置を合成した、あたかも車を上から見たような動画が前面のモニターに映し出されるため、この合成動画を見ながらバックして駐車が可能なためでした。情報機器の発展は意外な行動の変化をもたらすものです。
コリオリの力の続きです。 前回は、回転する座標系が静止座標系との関係がどのようになるかを述べました。今回は、それぞれの座標系の点が運動している時の速度を求めてみます。
(3)回転座標系の点の静止座標系から見た速度ベクトル
回転座標系での一点r= [X Y]の速度ベクトルvを静止座標系で計算します。速度ベクトルはベクトルrの時間変化ですから
v = dr/dt
= d/dt [X e-x + Y e-y]
= [d(X e-x)/dt + d(Ye-y)/dt]
となります。前回の基底ベクトルの時間変化の計算結果を使用すると
d(Xe-x) /dt
= dX/dt・e-x +X・de-x/dt
= X'・e-x + Xωe-y (X'= dX/dt)
d(Ye-y)/dt
= dY/dt・e-y +Y d e-y/dt
= Y'・e-y - Yωe-x (Y'= dY/dt)
となりますから
v = (X'・e-x + Xωe-y) + (Y'・e-y - Yωe-x)
=(X' - Yω) e-x + (Y' + Xω) e-y
が得られます(dr/dt = [X' Y'], X'= dX/dt、Y'= dY/dtとしています)。
(4)回転座標系の点の静止座標系から見た加速度ベクトル
次に加速度ベクトルaをやはり静止座標系で計算してみます。速度ベクトルはベクトルaの時間変化ですから
a = dv/dt
= d/dt [(X' - Yω) e-x + (Y' + Xω) e-y]
を計算します。この式の1項目は
d/dt [(X' - Yω) e-x]
= [d/dt (X' - Yω)]e-x + (X' - Yω) d e-x/dt
= (X'' - dY/dt・ω - Y・dω/dt) e-x + (X' - Yω)・de-x/dt
= (X'' - Y'ω - Yω') e-x + (X' - Yω) ωe-y (∵de-x/dt = ωe-x)
となります。また、2項目は
d/dt[(Y' + Xω) e-y]
= [d/dt (Y' + Xω)]e-y + (Y' + Xω) d e-y/dt
= (Y'' + dX/dt・ω + X dω/dt) e-x + (Y' + Xω)d e-y/dt
= (Y'' + X'・ω + Xω') e-y - (Y' + Xω) ωe-x(∵d e-y/dt = -ωe-y)
となります。静止座標系でのベクトルは1項目と2項目を加えて
a = dv/dt
= (X'' - Y'ω - Yω') e-x + (X' - Yω) ωe-y
+ (Y'' + X'ω + Xω') e-y - (Y' + Xω) ωe-x
= (X'' - 2Y'ω - Xω^2 - Yω') e-x
+ (Y'' + 2X'ω - Yω^2 + Xω') e-y
となります。ここで、ω^2 = ω・ωです。この加速度は回転座標系(X,Y)の基底ベクトルe-xとe-yで表されていますが、ここで計算した速度ベクトル及び加速度ベクトルは静止座標系から観測したものです。
運動方程式は力=質量x加速度です。上の計算で加速度が求まりましたから、後は、質量mを乗じて、静止座標系での運動方程式を回転座標系の運動方程式にすれば良くなります。これを次回に示します。
- 2025.11.12ハラスメント時代
- 2025.11.04健康管理
- 2025.10.27夢
- 2025.10.20キックオフミーティング後こそ、プロジェクト成功のカギ!
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- 2025.11 (2)
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