4月を迎え、新入社員の皆さんも加わりました。
オフィスにも街中にもフレッシュな空気が流れていますね。
新しい環境で「よし、やるぞ!」と意気込む時期ですが、あえて今回は、その真逆にある「ネガティブ」というテーマで書こうと思います。
先日、あるアーティストのSNSで、「結果は願望の先ではなく、行動の先にある」という言葉を目にしました。
この言葉は、私の持論と非常に重なるところがあります。
結論から言うと、「自分に自信がない。だからこそ、ネガティブに準備する」という姿勢は、エンジニアにとって強力な武器になる、ということです。
・私は、自分を信用していません
実を言うと、私は基本的にネガティブ思考です。
自分自身のことを、割とうっかり者でミスもしがちな人間だと理解しています。
だから、自分の「大丈夫だろう」という感覚を、あまり信用していません。
「自分はミスをする。だから事前の準備を徹底しよう」
「自分は勘違いをする。だから何度もチェックしよう」
「もっといい方法があるはずだ」
そうやって最悪を想定し、段取りを尽くす。
行動に移す瞬間だけは、「これだけやったんだから」とポジティブに切り替えて一歩を踏み出すようにしています。
・エンジニアの武器としての「自己否定」
「自分に自信がない」とマイナスに捉える人は多いかもしれません。
しかし、完璧なシステムを追求するエンジニアにとって、「自分を疑う力」は品質を守るための「盾」になります。
「この設計で本当にいいのか?」
「もっといい方法があるはずだ」
この適度な自己否定は、それを「動かない理由」にさえしなければ、非常に前向きなエネルギーとして機能します。
・「思考停止」を警戒する
一方で、最も警戒すべきは「根拠のない楽観主義」です。
「なんとかなるだろう」と準備を怠り、ディテールを詰めない。
これはポジティブなのではなく、単なる「思考停止」です。
成果を出すうえで、モチベーションの高さはあまり関係ありません。
「動く → 課題が出る → 修正する → また動く」
このPDCAサイクルを、淡々と、無意識のレベルまで回し続けること。
それこそが成長のすべてだと言えます。
・最後に
もし今、自分の力不足に悩んでいるのなら、そのエネルギーを「準備と段取り」へと転換してみてください。
自己否定を「言い訳」にせず、「燃料」に変えたとき。
必ず今とは違う景色が見えるはずです。
私自身も、まだまだ道半ば。
皆さんと共に見に行ける景色を楽しみにしています。

